平成17年には山本光宏元監督(現総監督)の下に全国選抜大会へ、21年には横倉充春現監督のもと日本選手権大会に駒を進めることができましたことは、この上ない名誉と大きな励みとなりました。そこに到達するにはグランドで戦うコーチ陣、選手はもちろん、遠征バスのハンドルを握るスタッフ、人知れず草をむしり、早朝から1杯のコーヒーで我々を送り出して下さった歴代の父母会の皆さんの姿があります。それは先輩から後輩へと伝え、磨き上げてきたチームワークの結晶です。
同時に、忘れてならないのは、福生市はじめ、周辺住民、地域の企業の理解と少年野球に関わる皆さんが、福生シニアに対して深い理解と愛情を注いで下さったことです。
恵まれた活動環境は、近隣のシニア球団もうらやむものであり、皆さんは「子供たちの活躍は我々にとっても、希望です」と、この環境を維持して下さっています。
そのお姿には、感謝と責任感をもって協会の運営に当たらねばと、今心を新たにしております。
東日本大震災後、残念ながら野球ができない環境下にある仲間が大勢います。そんな中でここに35年の歴史を祝い、グランドで芽吹かせた皆さん一人ひとりの宝物を原動力に、全ての福生シニアの卒団生と一緒に地域に貢献し、日本の復興の為に役立てていく「決意の記念日」したいと思います。
これからも皆様の温かいお力添え、ご指導をよろしくお願い申し上げます。
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